工房見学

冬季の見学について

大変申し訳ありませんが、2024年5月現在、見学は受け付けておりません。

当工房では、元結の製作に全力を注いでおります。一つ一つの工程に丁寧に取り組み、今できる最高品質の元結を作り上げるために日々努力しています。

そのため、現在は見学を受け付けることができません。お客様に十分なご案内や説明ができないことがあるため、ご理解いただけますと幸いです。

また、氷点下を下回る冬季には元結製造の作業もできなくなってしまいます。 2024年の秋ごろから見学の受付を開始したいと思いますので、それまでもうしばらくお待ちください。

 

元結製造見学(※初シーズンにつき見学は受け付けていません)

※師匠が「春は元結が焼けるように乾く」と言っていました。2024年の春は当工房を開いてから初めての春になります。この焼けるような乾き具合がどれくらいになるのか間隔を掴むまで見学はご遠慮いただけますようお願いいたします。

元結堂南田では、晴天あるいは曇天のみ元結製造の作業を行っています。

「架けハザ(2.加撚)」と「扱きハザ(3.木綿取り9.切断)」をほぼ一日おきに行っています。
架けハザも扱きハザも一日の天気の様子により行う作業が変わる可能性があります。当日の天気の具合により、その日に行う作業を決定しますので、ご希望の作業を見ていただけるかは、対象の日までの天候次第となります。

 

和紙製造見学(※期間外につき見学は受け付けていません)

元結堂南田では、冬季(おおむね1月~2月)のみ紙漉きを行っています。

また、原料の栽培から加工、紙漉き、仕上げまで一人で行っておりますので、天候や作業量により日々異なる作業を行っております。見学をご希望される作業がありましたら、事前にご連絡をお願いいたします。

 

ご希望の作業工程がある方へ

上記の通り元結製造および和紙製造は天候に大きく左右される作業のため、見学の当日にご希望の作業を見学できない可能性があります。事前にご連絡をいただければ、工程の調整を行い、ご希望に添えるよう準備いたします。しかしながら、天候によりご希望に添えない場合があります。

飯田の古い紙漉き歌に次のように詠まれています。

紙屋ころすにゃ刃物はいらぬ 雨の十日も降ればよい

このように古くから紙漉きと元結製造は天候に大きく影響を受ける作業です。どうぞご了承いただけますようお願いいたします。